市販の頭痛薬はどれが効くの?頭痛薬を比較してみよう!

頭痛薬が手放せない!
 

偏頭痛や緊張型頭痛など原因は人それぞれですが、頭痛持ちの人には頭痛薬は欠かせない必須アイテム
 

私も頭痛持ちで、疲れやストレスを感じたり人混みに行くと必ず頭が痛くなっちゃうんです。
 

だから家には常備薬として頭痛薬を置いていますし、外出先でもすぐに飲めるようにカバンや財布の中にも頭痛薬を入れてあります。
 

ただ、病院でよく効く痛み止めの薬を処方してもらえればいいんですが、子育てや家事でバタバタしているとなかなか病院には行けないんですよね。
 

そんな時に便利なのが「市販の頭痛薬」。でも、市販の頭痛薬は種類も多くて私の頭痛に効く薬がどれなのか分からない・・・。
 

皆さんも、市販の頭痛薬を買う場合にどれを買おうか迷ってしまった経験はないですか?
 

今回は、市販の頭痛薬の効き目と注意点についてまとめました。


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1.市販薬と病院の薬の違いとは?

 

病院の薬と市販薬には違いがあります!
 

体調不良や怪我をしてしまった時に病院を受診すれば、必ずと言っていいほど薬をいただきますよね。
 

これらの薬は「医療用医薬品」といい、お医者さんの診察を受けて処方をしてもらわないと頂けない薬なので処方薬などと呼ばれることもあります。
 

反対に、お医者さんの診察や処方が無くても自らの判断で薬局やドラッグストアにて購入できる薬を「一般用医薬品」といい、これは私たちが市販薬や大衆薬と呼んでいる薬のこと。
 

ただし、医療現場や医師・薬剤師の間では一般用医薬品を専門用語で「OTC医薬品」と呼んでいるんです。
 

OTC医薬品というのは、直訳すれば店頭の薬という意味の「Over The Counter Drug」という英語の頭文字を使用した略語で、アメリカでも日本同様に市販薬という意味で使われる慣用句。
 

OTC医薬品は基本的に医療用医薬品と同じ成分を使って作られた薬ですが、購入者の判断のみで服用すると副作用などの懸念があり、医療用医薬品の有効成分量より半分から3分の1に減らした物になっています。
 

また、病院で風邪薬を貰うと鼻水や咳などの症状に合わせて一つ一つ薬を処方されますが、OTC医薬品は「総合かぜ薬」のように様々な症状でも飲めるように開発されているのも特徴です。
 

ただOTC医薬品は購入しやすく便利ではありますが、やはり有効成分が少ないことで効き目が弱いという大きなデメリットも・・・。
 

辛い頭痛に襲われて薬を飲まなくてはいけない非常事態に、効き目の弱い薬しか飲めないというのは心もとないですよね。
 

しかし!実はドラッグストアや薬局にも効き目の強い薬だって存在するんです!
 

参考サイト⇒上手なセルフメディケーション
 

①スイッチOTC

 

OTC医薬品の欠点は、医療用医薬品より効き目が劣ること。
 

しかし、最近では「スイッチOTC」というドラッグストアや薬局でも効き目の強い薬が続々と発売され始めました。
 

スイッチOTCとは元々医療用医薬品として医療現場でも使われている薬が、薬剤師さんのいるドラッグストアや薬局で一般用医薬品として商品化された薬。
 

要は、医療用の薬が処方箋や医師の診断が無くても店頭販売OKに転換された薬の総称です。
 

その中でも、

・禁煙補助剤
・胃腸薬
・湿布
・解熱鎮痛剤

などが有名で、商品数も多数存在しています。
 

これらは昔から医療現場で使用されてきた薬で、使用実績のあるものばかり。
 

また、スイッチOTCに選ばれるためには薬の「安全性や効果が高く使用方法が分かりやすい」という条件を基に、厚生労働省からの承認が必要なため、私たちは安心して服用することができるんです。
 

そのうえ一般的なOTC医薬品のように有効成分を減らしていないので、効き目も強いからとても便利♪
 

スイッチOTCの中には頭痛薬もあり、効き目の良さやなどかなり注目されています!
 

②ダイレクトOTC

 

ダイレクトOTCとは、日本ではまだ未承認な新規薬効成分を使用して作られた一般用医薬品で、医療用医薬品としては商品化されていません。
 

そのため医療現場では実績のない薬で、臨床試験などの情報が少ないのに対して一般的なOTC医薬品よりも効果が強いため、販売後も4年~8年という長期的な評価期間が設けられているんです。
 

その中でも、

・男性用発毛剤
・脚の浮腫み改善薬

などが有名で、売上数も徐々に増えているとされています。
 

しかし、ダイレクトOTCは他のOTC医薬品よりも安全性での懸念がされている存在ですが、薬学の先進している欧米などの海外では積極的に使用される安全な薬であり、十分な実績が証明された薬ばかり。
 

さらに日本ではダイレクトOTCを「第一類医薬品」に指定しており、OTC医薬品の中でも一番規制を厳しく取り扱われている薬なので、使い方を間違えなければ安全に使用できるんです。
 

残念ながら、頭痛薬にはダイレクトOTCのように新規薬効成分が見つかっていないため商品化はされていませんが、国内外でも頭痛薬の研究が進んでいるので近い将来ダイレクトOTCの頭痛薬も販売されるようになるかもしれませんね♪
 

2.市販の頭痛薬の違いとは?

 

どれを飲めばいいのか分からない!
 

頭が痛くなりやすい人には、頭痛薬は魔法の薬の様に感じますよね。私も数えきれないほど何度も助けられています。
 

ドラッグストアや薬局では頭痛薬がお店の売り上げの上位を占めているとされていて、頭痛薬全体の売り上げは日本だけでも470億円で市場を推移するほど需要の高い商品。
 

私の場合は、手持ちの頭痛薬が無くなってしまう前に必ずドラッグストアで購入し補充するんですが、その度に「この薬の方が効き目がいいのかな?」なんて悩んでしまうんですよね。
 

このように悩んでしまうのは、ドラッグストアや薬局に解熱鎮痛剤と称する頭痛薬の種類の多さや、それらの箱を見ても成分の名前は書いてあれど効き目の強さは書いていないから。
 

ここでは、有名な頭痛薬に使われてる成分別に特徴などを比較してご紹介します♡
 

参考サイト⇒healthクリック
 

①ロキソプロフェンナトリウム

 

ロキソプロフェンナトリウムは、医療用医薬品である非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)として医師の診断や処方箋が必要な薬でしたが、2011年にOTC医薬品の仲間入りしたスイッチOTC薬の1つ。
 

この薬は、最近テレビCMでもお馴染みの「ロキソニン」という薬です!
 

ロキソプロフェンナトリウムが使用されている薬は、安全性も高く現在最も効き目の強いOTC医薬品とされていて、偏頭痛・月経痛・術後の強い痛みにも素早く効くため、医療現場でも使用頻度が高いんですよ。
 

この成分は服用後の吸収も良く速やかに体内で活性代謝物になり、プロスタグランジンという痛みを伝達させる物質の生成を阻害してくれます。
 

また、痛みを鎮める鎮痛効果以外にも解熱や炎症を鎮める効果などバランスよく作用してくれるので、なかなか市販の頭痛薬が効かなかった人にもおすすめです♪
 

・ロキソプロフェンナトリウムの注意点

 

ロキソプロフェンナトリウムの頭痛薬を飲む場合には、以下のことに気を付けましょう!
 

・内臓疾患のある人
・喘息やアレルギーがある人
・抗血栓薬を服用している人

 

副作用として重症化することはあまりありませんが、高齢者や長期服用をすれば胃潰瘍や消化性潰瘍になる可能性があり、腎臓や肝臓に持病のある人も血液の数値に異常が出る事もありますので、注意が必要です。
 

そして、鎮痛薬や解熱薬で喘息発作やアレルギー反応を起こしたことがある人は、ロキソプロフェンナトリウムでも各発作症状が出る可能性もあるので絶対に飲んではダメ。
 

また、血が固まりにくくなる抗血栓薬を服用している人はその作用が強く出てしまい、少しの怪我でも出血が起きやすいうえに止血しにくくなてしまうことがあるので、服用についてはかかりつけの医師に相談が必要です。
 

ロキソプロフェンナトリウム配合の薬を飲む前に、これらをチェックしてみてくださいね。
 

②イブプロフェン

 

イブプロフェンは医療用医薬品から1985年にOTC医薬品の仲間入りした、頭痛薬の中でも元祖スイッチOTC。
 

ドラッグストアや薬局では、イブ・イブA・ナロンエースなど昔からある解熱鎮痛剤です。
 

イブプロフェンが使用されている薬は市販の頭痛薬の中で2番目に強い効き目があり、プロスタグランジンを抑制して頭痛を改善し解熱や炎症を抑えます。
 

ロキソプロフェンナトリウムと似ていますが、イブプロフェンは解熱鎮痛作用よりも抗炎症作用の方が強いのが特徴で、ロキソプロフェンナトリウムはイブプロフェンの改良バージョンだと言われているんですよ。
 

・イブプロフェンの注意点

 

イブプロフェンが使用されている頭痛薬の多くには、「ブロムワレリル尿素・アリルイソプロピルアセチル尿素」などの催眠鎮静剤が含まれている薬が多く、眠気が出てしまうので車の運転はしない方がいいとされています。
 

その他、基本的にはロキソプロフェンナトリウムと同じですが

・抗血小板薬
・気分安定薬
・血糖降下薬

などの薬を服用している人は注意が必要です。
 

イブプロフェンはこれらの薬の効果を強くしたり、無効化してしまう影響が・・・。
 

また、ロキソプロフェンナトリウムよりも胃への負担がかかりやすいとも言われているので、胃痛や口内炎ができやすくなるかもしれません。
 

③アスピリン

 

アスピリンは別名「アセチルサリチル酸」と言い、薬の王様とも呼ばれています。
 

これは、アスピリンが19世紀末に商品化され世界的にも歴史的にも一番多く使用されてきた鎮痛剤であり、生産量も他の薬よりも圧倒的に多い薬。
 

元来、アスピリンは「ヤナギの木」から鎮痛作用のある有効成分を取り出された物でしたが、強い酸性が胃を痛めてしまうために副作用が起こりやすいというデメリットがありました。
 

そこでドイツの化学者が研究を重ねて、痛みの素のプロスタグランジンを抑制しながら酸性を弱めのが現在のアスピリンで、日本ではバファリンやケロリンなどが有名な商品。
 

アスピリンは市販の頭痛薬の中で3番目の強さにあたり、ロキソプロフェンナトリウムやイブプロフェンよりも効き目はマイルドですが、その分胃への負担も軽減されています。
 

また、他の鎮痛剤よりもプロスタグランジンへの反応に長けているので頭痛の他に歯痛・打撲・筋肉痛など炎症性の痛みに効果的です。
 

・アスピリンの注意点

 

ロキソプロフェンナトリウムやイブプロフェンよりも胃への負担が軽い薬ではありますが、胃腸に疾患のある人に胃痛が起こる可能性もあります。
 

そして、最も注意してほしいのが

・喘息持ちの人
・15歳未満の未成人

これらは、アスピリンの服用は禁止です!
 

喘息持ちの人は様々な原因物質・要素から喘息発作を起こしてしまいますが、そのうち10人に1人はアスピリンが原因で発作を起こす「アスピリン喘息」だと言われています。
 

発作症状が酷いと呼吸困難で死亡してしまうケースもあるので、絶対に服用してはいけません。
 

また、15歳未満の未成人がアスピリンを服用すると「ライ症候群」を引き起こしてしまう可能性が。
 

ライ症候群は急性脳症や肝臓の脂肪浸潤など命に直結してしまう病で、インフルエンザや水疱瘡の時の高熱を伴う頭痛症状に対して服用するのは危険です。
 

医療機関でもこれらは厳守される項目なので、市販薬を飲む場合にも注意してくださいね。
 

④アセトアミノフェン

 

アセトアミノフェンは、脳の視床や大脳皮質のプロスタグランジンを抑制する作用があります。
 

反応するのは脳内だけと限定されており、鎮痛効果は他の物よりも一番弱い薬ですが胃への負担も無く副作用の心配がない安全な薬です。
 

そのため市販薬では小児用バファリンに使用されたり、医療現場でも赤ちゃんの解熱剤として頻繁に使用されているんですよ。
 

また、ノーシンやセデスなどもアセトアミノフェンが使用されていますが、これらはカフェインやエテンザミドなどの他の鎮静成分と混ぜてある商品もありますので、購入前に薬剤内容を確認してくださいね。
 

・アセトアミノフェンの注意点

 

アセトアミノフェンを服用する場合、

・過剰摂取
・アルコール

に気を付けましょう!
 

他の頭痛薬よりも副作用や悪影響が少ないというメリットの反面、慢性的な頭痛や痛みの強い人には効き目の弱さに満足できないかもしれません。
 

そのため1日の服用量をオーバーしてしまったり、時間の間隔を空けずに連続服用してしまう人が多いようです。
 

いくら副作用が少なくても過剰摂取すれば無意味であり、肝機能障害を引き起こす原因に・・・。
 

また米国公衆衛生学会では、アセトアミノフェンとアルコールを摂取すると腎機能障害のリスクが123%高くなるという報告があり、アルコールの摂取は控えるようにしてください!
 

3.市販頭痛薬の効き目と比較まとめ

 

市販頭痛薬の成分に注目です!
 

薬には大きく分けてお医者さんの診断や処方箋が必要な医療用医薬品と、ドラッグストアや薬局で誰でも購入できるOTC医薬品(一般用医薬品)の2種類があります。
 

OTC医薬品はいわゆる市販薬で、その中でも頭痛薬である解熱鎮痛剤は需要も高く商品数も豊富。
 

ただし、頭痛薬に使われている成分によって効き目にも違いが。
 

鎮静作用の強さは、「⑴ロキソプロフェンナトリウム⑵イブプロフェン⑶アスピリン⑷アセトアミノフェン」の順に強く、胃への負担も大きいとされています。
 

また副作用の心配がある人は必ず医師や薬剤師に服用の相談をしたり、特に子供や持病のある人の服用には注意が必要です!
 

ご自身の頭痛の強さや頻度を予めチェックし、これらを参考にして市販の頭痛薬を上手に選んでみてくださいね♪
 

そして、頭痛が起きてもピークになる前の比較的痛みが弱い段階で頭痛薬を飲めば、アセトアミノフェンでも十分に対応できる可能性もありますし、身体への負担も最小限に抑えられるかもしれませんよ。